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Genesis 8 Female で作ったオリジナルキャラのメイキング

投稿日: カテゴリー: DAZ 3D Studio, Modeling

やっと DAZ Studio で気に入ったキャラクターが完成しました。 Genesis 8 Female をベースに作ったのですが、ベースのフォルムが日本人離れしていて、日本人の女の子っぽくするのにとても苦労しました。

今回のキャラはこれでひとまず完成なのですが、次のキャラクターを作るときに参考にしたいと思ったので、メイキングを掲載しておこうと思います。

まずベースキャラは Genesis 8 Female で、他のフィギアはいっさい混ぜませんでした。 最初はアジア系のフィギア ( 例えば Mei Lin 8 など ) をベースにして作ろうとしたんですけど、目、鼻、口などが気に入った形になかなかならず、プレーンな状態の Genesis 8 Female から作ることにしました。

Genesis 8 Female
オリジナルフィギュア

作成にあたって、市販のモーフをいくつか使いましたが、足りない部分は自作しました。 今回使用した市販のモーフは以下の 4 種類です。

頭部とあご

細かい部分は後回しにして、おおまかに頭部のフォルムを日本人ぽくしていきました。 まず頭部を小さくし、あごのエラを目立たなくしました。

頭部とあごを小さく

200 Plus Head and Face Morphs の Cranium Size Smaller などを使って、できる限り頭部を小さくし、高さを Cranium Height などで調整しました。 また後頭部も引っ込めました

次にあごの幅を小さくして、エラを目立たないようにしました。 同じく 200 Plus Head and Face Morphs の Jaw Corner Width (Alt) であごの付け根の幅を小さくし、Jaw Corner Height で若干高くしました。 合わせて耳の位置を少し上げました

顔全体の印象を若くしたかったので、Genesis 8 Female Head Morphs の Face Young を 100% にしました。 そして顔の角度をできる限りあごを引いた状態にしておきました。 これは後であごを出していくと、あご先と喉元の距離が大きくなってしまうため、それを解消するためです。 また少しうつむいてる印象も出したかったのでこうしました。

顔に角度をつけると、おでこの方がでっぱって来るので、Brow Depth や Foehead Depth を使っておでこを引っ込めました。 目は Eyes Depth などを使って少し出しておきました。

ここまででおでこのシワが目立つので、Smoothing Modifier を追加 ( Edit → Figure → Geometry → Add Smoothing Modifier ) しました。 またおでこ上部の形状が、やや凹んでいるので D-Former を使って整形しました。

頭部を D-form で修正

横顔

鼻の付け根 ( 眉間 ) が出ているのが目立つので引っ込めました。 Nose Bridge Depth -100% などで引っ込め、Nose Bridg Height などで下に下げました。 また幅も Nose Bridge Width を -150% ほどにして小さくしました。

Nose Depth などで鼻を奥に下げ、代わりに Face Center Depth で顔の真ん中を出して横顔のバランスをとっていきました。

鼻の付け根を修正

頬骨と頬

次に頬骨と頬の形を作っていきます。 頬骨は RareStone’s Face Morphs Collection の RS Face Oval Heart 02 を 100% にして使いました。 このモーフを使うと、頬骨が小鼻の横まで斜めに傾斜し、とても日本人ぽい頬骨の形になりました。 ただ目の横の頬骨の付け根がでっぱりすぎるので、Genesis 8 Female Head Morphs の Cheekbone Arch Size HD のリミッターを解除し、マイナスの値をいれて小さくしました。

頬骨を作成

次に頬の前面の形を調整していきました。 小鼻の横あたりをすこしふっくらさせたいのですが、これには Shaping ではなく Pose の中のモーフを使いました。 Pose Controls の Cheeks and Jaw にある、頬を膨らませたり凹ませたりするポーズの Cheeks Balloon Suckin を -50 ほどにした状態が気に入ったので、これを一度書き出して、Morph Loader Pro で読み込んで Shaping のモーフとして作成しました。

Pose のモーフを使用

前面の頬はいい感じになったのですが、下頬が後方に凹んでしまうのでこれを出していきます。 Cheeks Lower Depth などを使って前に出していきます。 口とも関連する部分なので、口もバランスよく変形させました。 若干唇を薄くし、口全体は Mouth Depth などで前に出しました。 口の位置やサイズはデフォルトのままです。

横顔のバランスを取るため、200 Plus Head and Face Morphs の Face Lower Depth を使って、顔下部を前面に出しました。 また同じく 200 Plus Head and Face Morphs の Face Outer Depth で頬の外側を出しました。

頬を作成

眉から鼻へのライン

鼻の形が鷲鼻っぽくなってるので、好みの形に修正しました。 鼻の位置やサイズはデフォルトのままです。 合わせて鼻とつながる眉の部分の形も修正しました。 眉はキャラの印象を左右する重要な部分だと思うのですが、眉自体はテクスチャでどうにでも形は変えられるものなので、眉の形より鼻から眉間、眉間から眉尻までの流れの形を重視しました。

この時点で少し目を下げました。 ただし、目だけを下げると他とのバランスが崩れるため、頬骨や眉ごと下げます。 これには 200 Plus Head and Face Morphs の Eyes Height A を使いました。

眉をつくり目を下げる

瞳から鼻先までの距離と、鼻先から顎先までの距離のバランスをとります。

顔の輪郭 ( 頬とあご )

顔の輪郭を決める、頬とあごを作り込んでいきます。

頬を作る

あごは市販のモーフだけで作りました。 頬に関しては市販のモーフだけでは表現しきれなかったり、余計な凹凸ができたりしたので、以下のようなモーフを Blender や D-Form で作成して使用しました。

  • 下頬を持ち上げるモーフ
  • 口の横部分の下頬を修正するモーフ
  • 頬と小鼻の間を修正するモーフ

ほうれい線

Genesis 8 Female のほうれい線は、けっこう口元から離れています。

ほうれい線を修正

これがちょっとおばさん臭いなと感じたので、口元に寄せるモーフを作り修正しました。

後回しにしておいた目にとりかかりたいと思います。 Genesis 8 Female の目は、眼球がとにかく大きくて平面的と感じていたので小さくすることからはじめました。 目のサイズを小さくすると眼球が小さくなるのですが、当然まぶたも小さくなってしまいます。

目尻や目頭を横に広げるモーフは市販のもので対応できたのですが、上下に広げるモーフはなかったので、Pose Control にある Eyelids Upper Up-Down や Eyelids Lower Up-Down を書き出して、Morph Loader Pro で読み込み使用しました

目を作成

また目頭は思い切って前に出しました。 うつむいたときには下瞼のラインが目立ってくるので、けっこう重要ポイントです。

これは 200 Plus Head and Face Morphs の Eyes Lacrimars Depth のリミッターを解除して、300% ほどに設定しました。 ここまでは市販のモーフと Pose のモーフだけで作成しました。

目頭の修正

このままだと涙丘が見えすぎるので、涙丘を薄くするモーフを Blender で作成して修正しました。

続いて目尻側を修正していきます。 Genesis 8 Female のまぶたは、上瞼と下瞼の大きさがほぼ同じですが、上まぶたはもっと大きいと思ったので Blender で作成しました。 個人的にかまぼこ目が好きなので、そういう方向で形を整えました。

Blender で目尻を修正
目を修正

若干内斜視気味に調整すると日本人らしくなると思います。

上まぶたを上から見ると眼球の形に沿ってない印象を受けたので Blender でモーフを作り修正しました。

上まぶたを修正

日本人というか、アジアの人特有の末広二重にしたかったので、蒙古ひだを調整しました。

末広二重に修正

最後に首が長く感じたので短くしたり、顔の縦横比を調整したりしました。 それからまつ毛や眉毛をつけて完成です。

眉をつけて完成

髪をかぶせたときのバランスは、頭を囲むように描いた円が、ちょうど鼻を含めるくらいがちょうどいい感じだと思います。

頭部の円をイメージ
完成したオリジナルフィギュア

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